Perit manual

描画ソフト別マニュアル

「使える」を一括りにせず、何が自動で、どこから手動なのかを機能ごとに示します。

先に知っておくこと

すべての登録済み描画ソフトで、保存済みファイルの自動Commitは利用できます。過去状態を開いている描画ソフトの画面へ自動反映できるかは、描画ソフトごとに異なります。

自動 追加操作なし 条件付き 権限・設定が必要 手動 描画ソフトで操作 非対応 Peritでは扱わない
Quick start

最初の3分

  1. 1

    描画ソフトを選ぶ

    Peritの「作品を追加」で、普段使う描画ソフトを選びます。

  2. 2

    新規作品か、既存ファイルを登録する

    新規では専用フォルダを作ります。CLIP STUDIO PAINTだけは編集可能な.clip、その他は白紙のPNGから始まります。

  3. 3

    描画ソフトで保存する

    安定した保存をPeritが検知し、通常は数秒以内に1つの戻れる地点を追加します。

Peritのウインドウを閉じても大丈夫

Dockから明示的に終了しない限り、最近使った最大12作品の登録ファイルをイベントで見守ります。明示終了中の保存は、次回起動時に1回だけ差分確認します。

Compatibility

描画ソフト別の対応

ソフト名を選ぶと、そのソフトだけに絞れます。JavaScriptが無効な場合は、すべての対応表がそのまま表示されます。

すべての描画ソフトを表示しています。

最も深く連携

CLIP STUDIO PAINT

CLIP
新規作品の形式
自動編集可能な .clip を作成
既存ファイルを開く
自動.clip / .psd / .psb
保存後のPerit Commit
自動ファイル保存の安定後に追加
Actions / Timeline
条件付き入力監視を許可すると操作を集計
過去状態を開いている画面へ反映
条件付きアクセシビリティ許可と同一ファイルの確認後に、既知の「更新 / 復帰」を実行
未保存のUndo履歴
非対応保存前のキャンバス状態は取得しない

履歴を戻す前に、CLIP STUDIO側の未保存変更を保存してください。未保存内容は復元操作で破棄される可能性があります。

保存同期に対応

Adobe Photoshop

PSD
新規作品の形式
手動白紙PNGで開始。レイヤーを使う場合はPhotoshopでPSD保存
既存ファイルを開く
自動.psd / .psb
保存後のPerit Commit
自動登録済みの同じファイルを保存すると追加
Actions / Timeline
条件付き入力監視と、Peritから開いた同一書類の確認が必要
過去状態を開いている画面へ反映
手動ディスク上の復元後、Photoshopで再読み込み
未保存のUndo履歴
非対応Photoshop内部の未保存状態は取得しない

「別名で保存」で登録ファイルとは別のPSDへ移った場合、その新しいファイルをPeritへ登録し直してください。

保存同期に対応

Krita

KRA
新規作品の形式
手動白紙PNGで開始。レイヤーを使う場合はKritaでKRA保存
既存ファイルを開く
自動.kra / .ora / .psd
保存後のPerit Commit
自動登録済みの同じファイルを保存すると追加
Actions / Timeline
条件付き入力監視と、Peritから開いた同一書類の確認が必要
過去状態を開いている画面へ反映
手動ディスク上の復元後、Kritaで再読み込み
未保存のUndo履歴
非対応Krita内部の未保存状態は取得しない

ORAやPSDを使う場合も、最初にPeritへ登録した作業ファイルが履歴の対象です。

保存同期に対応

Affinity Photo

AF
新規作品の形式
手動白紙PNGで開始。レイヤーを使う場合はAffinity Photoで保存
既存ファイルを開く
自動.afphoto / .psd / .psb
保存後のPerit Commit
自動登録済みの同じファイルを保存すると追加
Actions / Timeline
条件付き入力監視と、Peritから開いた同一書類の確認が必要
過去状態を開いている画面へ反映
手動ディスク上の復元後、Affinity Photoで再読み込み
未保存のUndo履歴
非対応Affinity Photo内部の未保存状態は取得しない

Affinity Photo 1 / 2の既知のアプリ識別子に対応しています。ファイル自体は必ず作品フォルダ内へ置いてください。

ファイル保存を中心に連携

その他の描画ソフト

OTHER
新規作品の形式
手動白紙PNGで開始。ネイティブ形式への保存は描画ソフト側で行う
既存ファイルを開く
条件付き.clip / .psd / .psb / .kra / .ora / .xcf / .sai / .sai2 / .afphoto
保存後のPerit Commit
自動登録済みファイルの保存イベントから追加
Actions / Timeline
条件付き入力監視と、選択アプリの関連付け・キー設定が必要
過去状態を開いている画面へ反映
手動ディスク上の復元後、描画ソフトで再読み込み
未保存のUndo履歴
非対応描画ソフト内部の未保存状態は取得しない

対応拡張子でも、macOSで開けるアプリがない場合は起動できません。まず既存ファイルから登録する方法が確実です。

全ソフト共通のGit連携

条件付き MacにGitがあり、作品の作成時または設定で明示的に有効にした場合だけ、Perit Commitと別案を同じ名前・構造でローカルGitへ反映します。インストール、push、pull、fetch、remote設定は行いません。

macOS permissions

macOSの権限は、機能ごとに分かれます

どちらも拒否しても、登録ファイルの保存後に自動Commitする基本機能は続きます。

入力監視

Actions / Timelineと、保存ショートカットの低遅延ヒント

  • 許可あり: 操作集計とショートカット検知を利用
  • 許可なし: ファイル保存イベントだけで自動Commit

アクセシビリティ

同じ書類の確認と、CLIP STUDIOの既知の再読込操作

  • 許可あり: CLIP STUDIOで条件を満たす場合に自動反映
  • 許可なし: ファイルは戻し、描画ソフトの再読込は手動
権限をあとから変更する場所

macOSの「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」から、「入力監視」または「アクセシビリティ」を開き、Peritを有効にします。変更後はPeritを一度終了して起動し直してください。

Automatic commit

自動Commitは、保存ファイルを二度確認します

キーを押しただけでは保存成功とみなしません。登録した正確なファイルに変更イベントが届き、サイズ・更新時刻などが連続して安定してから履歴へ追加します。

  1. 保存を検知ショートカットまたはファイルイベント
  2. 安定を確認書き込み途中や一時ファイルを除外
  3. Peritへ追加既存の .perit だけを更新
  4. Gitへ反映有効な作品だけ、同じ操作内で同期
監視対象は無限に増えません

最近使った作品は最大12件です。各作品の正確な作業ファイルの親フォルダだけをイベント監視し、全作品を一定間隔で巡回しません。13件目以降は、もう一度その作品を選ぶと監視へ戻ります。

Restore

過去へ戻す前に、未保存内容を確認してください

描画ソフト側の未保存変更は、Peritの履歴にはまだありません。

先に描画ソフトで保存するか、別名で退避してから復元してください。

  1. 1

    Peritで戻したい保存地点または別案を選びます。

  2. 2

    対象と、未保存変更が失われる可能性を確認します。

  3. 3

    Peritが作品フォルダの保存済みファイルを復元します。

  4. 4

    CLIP STUDIOは条件を満たせば自動反映。その他は描画ソフトで再読み込みします。

対象書類の一致、既知の確認画面、必要な権限を証明できない場合、Peritは描画ソフトのUIを推測操作しません。ファイルの復元を保ち、「描画ソフトで再読み込みが必要」と案内します。

Local Git

Gitは作品ごとに、一度選んだら自動

有効化
新しい作品の最後、または作品設定から明示的に選択
Commit
手動・自動とも、Peritと同じメッセージでローカルGitへ反映
別案
Peritの別案と対応するローカルbranchを作成・切替
しないこと
Gitのインストール、remote接続、push / pull / fetch、global設定変更

Gitがない、identityがない、staged変更やbranch競合があるなど安全に同期できない場合は、成功したように見せず停止します。Peritの履歴自体を壊す方向へは進みません。

Troubleshooting

困ったとき

保存したのにCommitが増えない
  1. 「別名で保存」で別ファイルへ移っていないか確認します。
  2. Peritでその作品を開き、「続きから描く」で登録ファイルを開き直します。
  3. 作品フォルダ内に .perit があることを確認します。Peritは背景で新しい履歴を勝手に初期化しません。
  4. 外付けボリュームを外した場合は、再接続して作品を選び直します。
新規作成がPNGになる

現在、Peritがネイティブ形式を直接作るのはCLIP STUDIO PAINTの.clipだけです。Photoshop、Krita、Affinity Photo、その他では安全な白紙PNGから開始し、レイヤー形式が必要なら描画ソフト側でPSD / KRA / AFPHOTOなどへ保存してください。その保存先をPeritへ登録し直すと、以後はそのネイティブファイルが自動Commitの対象になります。

過去へ戻したのに描画ソフトの画面が変わらない

ディスク上のファイル復元と、描画ソフトの再読込は別段階です。CLIP STUDIO PAINTは同一書類とアクセシビリティ許可を確認できる場合だけ自動反映します。その他のソフトでは、未保存内容を確認してから「復帰」「再読み込み」またはファイルを開き直してください。

Peritを閉じたら自動Commitは止まる?

ウインドウを閉じただけなら止まりません。Peritプロセスは監視を続けます。メニューから明示的に終了した間の保存は、次回起動時に登録ファイルとの差分を一度確認します。

Input Monitoringを許可しないと保存履歴も使えない?

使えます。入力監視は操作集計と保存ショートカットのヒント用です。保存済みファイルの自動Commitはファイルイベントだけでも動作します。

作品が13件以上ある

自動監視は最近使った最大12件に固定されています。古い作品が外れた場合は、Peritでその作品を選ぶと最近使った対象へ戻ります。全作品を常時巡回することはありません。

Privacy

データとプライバシー

作品

選んだローカルフォルダに保存。PeritのWebサイトや描画テレメトリへ自動送信しません。

履歴

作品内の .perit に保存。remote Gitへ自動送信しません。Pentimentoを作品ごとに有効化した場合だけ、Mac上で暗号化した履歴を保存先へ送ります。

外部AI

ローカル生成は端末内で完結します。外部生成サービスを選んだ場合だけ、確認した画像と指示をその提供者へ送信します。

操作集計

端末内の集計値だけ。フロートパネルへpath、ファイル名、入力文字を渡しません。

利用状況の共有

Peritアプリでは、許可した場合だけ起動・主要画面・購入画面の成否をFirebase Analyticsへ送ります。同意後はアプリ版、OS・端末種別、概算地域、仮名のアプリインスタンスIDもFirebaseの標準情報として記録されます。作品、path、ファイル名、履歴、入力文字、制作統計、accountや課金用IDは送りません。アプリ内の「プライバシー」からいつでも変更できます。

このWebサイト

作品upload、ログイン、フォーム、制作API、client-side analytics、cookieはありません。CloudFrontはrequest path、response status、IP address、User-Agent等をprivate access logへ保存し、30日で削除します。download数の運用確認に使い、課金や利用権の判定には使いません。

準備できました

まずは1作品、Peritから開いて保存してみてください。

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